インスタグラム予約投稿の方法は?運用に役立つアプリを紹介

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近年、会社や個人事業主、フリーランスがマーケティングの一環として、公式Instagramアカウントを持ち、ストーリーズや写真の発信で広告を出すことは、もはや一般的になってきました。

そんなInstagram(インスタグラム)アプリには、予約投稿をする方法があることをご存じでしたか?

予約投稿の方法を知って活用できると、コンテンツ投稿の負担が軽くなるだけでなく、実は閲覧数、フォロワー数の増加にもつながり、アカウントの効率的な運用が可能になます。

結果、マーケティングや運営に大いに役立つことになります。

本記事では、そんなインスタグラムの予約投稿に使える、便利な方法を紹介します。

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Instagramで予約投稿をするメリット

インスタグラムで投稿したい内容は、一般にはインスタグラム上で下書きなどに保存し、投稿したい時間帯まで待ち、手動で送信している方が多いのが現状で、予約投稿を使っていない人がほとんどです。

そんな予約投稿ですが、大きなメリットがありますので、使わない手はありません。

具体的にどのようなメリットなのかというと、一つはもちろん、アカウント管理が楽になることです。

自分の都合のいい時間に投稿内容を作成するところまでは手動の投稿と変わりませんが、投稿日時を設定しておくと、その時間を待って手動で下書きステータスを公開に変える作業が不要になります。

別の仕事をしていても寝ていても、忘れずに都合の良い時間帯に投稿してくれるので、時間の制約がなくなります。

また、もう一つは、多くの人が閲覧する時間に投稿時間を設定することで、発信する画像は多くの人の目に留まるようになります。

タイムラインは目まぐるしく流れていきますから、誰も見ない時間に投稿しても、新しい膨大なほかの投稿に流されて行ってしまうのですが、

効果的な時間に投稿できると、投稿は流れることなくタイムライン上に表示され、気づいてもらいやすくなります。

結果として、同じ内容の写真、記事でも、いいねの数など、反響が変わってくる可能性は高いです。

いわゆる、エンゲージメント率に影響を与えるのです。

いくら良い広告を作って情報発信しても、マーケティングの戦略がうまくいかなければ、フォロワー獲得につながりませんから、効果的に発信していく工夫として、予約投稿を検討してみましょう。

デメリットは特にない予約投稿はかなり使えるので是非活用していきましょう!

予約投稿には別途アプリが必要?

パソコンを見る男女

残念ながら、Instagramのアプリ自体には、予約投稿機能は実装されていません。

しかし、予約投稿をすることができるアプリはいくつかありますので、それらを使用することで、予約投稿が可能になります。

どのアプリも使いやすく、予約投稿の設定自体は簡単なものばかりですが、

画像の加工もできるアプリ、複数ソーシャルメディアを連携できる外部アプリなど少しずつ特長も異なるほか、

英語表記か日本語表記も対応したアプリかなど、使い勝手に関わる要素はたくさんありますので、目的やご自身の使い勝手によって選ぶとよいでしょう。

アプリは複数ありますが、主なものは次のようなものがあります。

・Hootsuite

・Later

・Buffer

・Gramblr

・クリエイタースタジオ

それでは、これからそれぞれのアプリを用いた場合の、Instagramの予約投稿をする方法について、順に概要の解説をしていきます。

Hootsuiteで予約投稿をする方法

Hootsuiteは、Twitter、Instagram、Facebookなど、8種類ものSNSを連携することができる便利なアプリです。

有料プランもありますが、基本的には無料で使うことができます。

無料バージョンであっても、 3つまではSNSを連携することができますので、いくつかアカウントを運用している場合には便利です。

HootsuiteはPCからも使うことができ、PCからブラウザで使う場合には、Google+やWordPressなども連携することができます。

そんなHootsuiteで、Instagramの予約投稿をする方法は次の通りです。

手順① サインアップ(新規登録をする)

Hootsuiteのアプリをダウンロードします。

アプリを起動すると、連携するソーシャルメディアの一覧が選択肢で表示されます。

そこで連携したいソーシャルメディアを選択しても良いですし、または登録したいメールアドレス、設定したいパスワードで登録します。

PCからの場合は、右上の「新規登録」のボタンを押したあと、最下部の「sign up now」と書かれた青字のリンクをクリックして、登録画面に進みます。

アプリ同様、連携メディアを選択、またはメールアドレスで登録します。

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手順② InstagramアカウントをFacebookと連携し、ビジネスプロフィールに切り替える

HootsuiteでInstagramの予約投稿をするには、Instagramアカウントがビジネスアカウント(事業者アカウント)である必要があります。まずは、ビジネスアカウントへの切り替えを行いましょう。

ビジネスアカウントに切り替えるためには、InstagramアカウントとFacebookとの連携が必要ですから、

まずは「Facebookページ」という、フェイスブック内のビジネス用ページの作成を行ってください。

ページの作成が完了したら、Instagramのアプリから、「オプション」→「ビジネスプロフィールに切り替える」をタップします。

「Facebookとリンク」という画面が表示されますので、

「ページを選択」→先ほど作成したFacebookページを選択→ページカテゴリから、ジャンルにあったものを選択→任意でメールアドレスや電話番号、住所を設定して完了です。

手順③ HootsuiteとInstagram、Facebookを連携させる

スマホアプリで、連携させたいSNSアカウントでInstagramを選択します。ログインを求められるので、Instagramのユーザー名とパスワードを入力して先に進めます。

アクセス許可も「Authorize」を選びます。

すると、フェイスブックとの連携も必要だが、連携を行ってよいかという旨の表示が出ますので、「Authenticate with Facebook」を選択して許可します。

Facebookも先ほどのInstagramと同様に、ログインし、アクセス許可を出します。

手順④Hootsuiteアプリ上で予約投稿を設定する

HootsuiteアプリでInstagramとFacebookが連携できている状態のため、Hootsuiteアプリを使っていきます。

アプリ上で、投稿内容を作成していきます。

写真、文面が完成したら、画面右上の「次」という文字をタップします。

表示された3つの選択肢のうち、一番下の「予約投稿をカスタマイズ」を選択してタップします。

表示されたカレンダー、時計で投稿日時を設定します。

「成功しました」と表示が出れば、予約は完了です。

Laterで予約投稿をする方法

Laterも、Instagramの予約投稿をするのによく用いられているアプリです。

英語表記ですが、耳なじみのある単語が多いので、慣れれば使い勝手に差しさわりはありませんが、

英語がとても苦手という方は、初めは大変かもしれません。

大まかな流れはほかのアプリと要領は同じなので、以下を参考にして操作してみてください。

手順① Laterアプリをスマートフォンにダウンロードする

アプリをダウンロードし、起動します。

起動したら、表示された「CONNECT LATER ACCOUNT」というボタンをタップし、

Instagramのログインを求められる画面で、入力して「Sign in」をタップします。

手順② 投稿内容をアプリで作成する

ログイン後、画面下部にアイコンがあるので、左側の「Media」を選びます。

その後「Unused」を押すと、+マークのアイコンが表示されるので、それをタップします。

初回はカメラロールへアプリがアクセスすることを求めるメッセージが出てきますので、OKを押します。

これでアプリ上で投稿する写真を選べるようになります。

新しく写真を撮る場合、カメラロールの写真を使う場合とが選択できますので、撮った写真、画像を使う場合は後者を選びます。

注意すべき点は、複数写真を選択した際に、それぞれに予約投稿をセットするのを忘れないということです。

手順③予約投稿を設定する

選んだ写真が読み込まれたあと、タップすると画面下に「Create Photo」というボタンがありますので、タップします。

画面が切り替わったら、投稿する文面を入力します。

入力が完了したら、「Next」をタップします。

すると、カレンダーが表示されますので、予約したい投稿日時を選択し、「Set Time」をタップして設定完了です。

手順④ 投稿日時になったらスマートフォンの通知を確認する

Laterは、操作が簡単で人気のアプリではありますが、実は「半手動」のアプリです。

投稿日時になると、それに合わせてスマートフォンに通知が届きます。通知をタップし、アプリを開き、手動で投稿します。この点が注意したいポイントで、ほかの自動で投稿されるアプリと違うところです。

Bufferで予約投稿をする方法

Bufferは5つのソーシャルメディアの予約投稿ができるサービスです。

無料プランもありますので、まずはそちらを使ってみても良いでしょう。

スマートフォンアプリもありますが、一般にPCでの設定のほうが簡単といわれています。

ここでは、PCでの方法を紹介します。

手順① トップページにアクセスし、登録する

Bufferのトップページにアクセスします。

使いたいSNSのアカウントでログインをするか、ログイン用のメールアドレスで登録します。

手順② Instagramを連携させる設定を行う

新規登録、ログイン後、Bufferのページに、各種SNSのアイコンが表示されます。

その中から、Instagramのアイコンのある所の「connect」を選んでクリックし、アカウントを追加していきます。

手順③ 投稿内容の作成

Instagramのアカウントを登録したら、ダッシュボードを選んで移動します。

左側にアカウント一覧が表示されるようになっていますので、投稿予約したいアカウントを選んで設定します。

また、投稿の文面もこの時に入力をしていきます。

手順④ 希望日時を設定して予約する

投稿内容の作成が完了したら、右下にある「Add to Queue」をクリックします。

投稿日時が設定できるようになっているので、投稿される希望の日時を入力します。

これで予約投稿は完了です。

Gramblrで予約投稿をする方法

Gramblrは、PCからInstagramへ、写真を予約投稿できるサービスです。

もともと、InstagramはPCからでは写真が投稿できなかったのが不便な部分ではありました。

ですから、PCで写真を加工するユーザーにとっては、PCからの投稿が可能になるというおまけのメリット付きで、一石二鳥の便利な投稿サービスといえます。

手順①Gramblrのアプリを入手し、ログインする

Gramblrはインストールなしで使用できるアプリケーションとなっています。

まずGramblrの公式サイトにアクセスします。

上部にダウンロードのボタンがありますのでそれをクリックします。

PCの機種に合わせて、Mac、Windowsのいずれかをクリックします。

Zipファイルでダウンロードされるので、解凍を行うと、ファイルの中に「.exe」という拡張子の実行ファイルが含まれています。

これをデスクトップなど、開きやすいところに移動させて準備は完了です。

そのアイコンをクリックすると、Gramblrが起動されます。

開いてすぐ出てくるのはログイン画面です。GramblrはInstagramとアカウントを連携する形になっていますので、初めにメールアドレス、パスワード、確認用で同じパスワードを入力した後、その下のフォームにInstagramのユーザー名とパスワードも合わせて入力します。

すべてに入力ができたら、「サインアップ」をクリックすると、ホーム画面に映ります。

なお、この時、初めのうちは英語表記になっていますので、画面右上のげ「EN」をクリックして、言語設定を「JP 日本語」に設定し直しましょう。

手順②投稿内容の作成

インスタグラムに投稿するための写真をアップロードします。

ホーム画面中央部にある点線で囲まれた四角形の部分に、投稿したい写真をドラッグするか、その部分をクリックして投稿したい画像を選択します。

アップロードされると、画像加工のモードに移行しますので、トリミングや彩度変更など、画像の編集をします。

加工が終わったら「続行」のボタンをクリックします。

「アップロード詳細」というアップロード前の確認画面になり、文字入力の枠がありますので、投稿したい文章を入力します。

「送信する!」を押して次に進みます。

手順③投稿希望の時間を設定し予約する

「送信する!」を押すと、「アップロードする」という枠が出てきます。

ここで、「今すぐに」「また今度」の2つのチェックがあるので、後者をクリックします。投稿をしたい時間と日を入力したら完了です。

ここで一つ注意したいポイントがあります。それは、投稿したい時間の設定時刻に、PCの電源をつけて、起動しておく必要があるということです。

設定が完了したからと、安心して電源をオフにしてしまう人が多いので、くれぐれも要注意です。

クリエイタースタジオ

クリエイタースタジオは、特にfacebookとInstagramのアカウントを連携している人におすすめのアプリです。

スマホからでも操作できますが、ここでは、パソコンを用いた方法の手順を紹介します。

手順① 初期設定をする

クリエイタースタジオのサイトにアクセスします。

次に、画面左の『ページを管理』という欄の、最も下の項目に歯車マークの『設定』がありますので、それをクリックします。

つづいて、『Instagram』をクリック→『アカウントをリンク』をクリックに進んだら、アカウント名とパスワードを求められますので、入力すれば予約投稿のための初期設定は完了です。

手順② インスタを連携させる

画面上部中央に、facebookやInstagramのアイコンが設置されているので、Instagramのアイコンのほうをクリックします。

手順③ 投稿内容を作成する

画面左上に『投稿を作成する』というボタンがあるので、それをクリックします。

アップロードする画像や動画を選びましょう。

『あなたの投稿』という欄に、投稿したい文章を入力します。

ハッシュタグもこの時入力可能なのは、Instagramアプリと同じです。

手順④ 予約日時を設定する

画面右下に、青いバーで投稿ボタンがありますので、そこの『▼』のマークをクリックします。

すると、「今すぐ公開/投稿日時を指定/下書きとして保存」という選択肢が表れるので、

そのうちの『投稿日時を指定』に✓印をクリックしてつけます。

そのすぐ下にカレンダーマーク、時計マークがついたプルダウンが表示されていますので、

そこで、希望の投稿日時と、投稿時間を設定して完了です。

どのアプリを選ぶとよいのか?

ここまで、それぞれの予約投稿アプリの特徴と使い方について、順に紹介、解説してきました。

Instagramアプリ自体には、予約投稿の機能がありませんが、

アプリの活用によって、そうした投稿が可能になったり、希望の時間で投稿するための労力が減ったりと、便利になることが分かりました。

ただ、どれも簡単とはいえ、向き、不向きはあるので、吟味して決める必要があります。

それでは、数あるアプリの中で、どのようなアプリを使うのが良いのでしょうか?

例えば、Hootsuiteは、Facebookの連携は必須なので、Facebookの宣伝ページを持っていないという人は使うことができません。

また、外出が多かったり、別の用事で拘束される時間が長いという人は、

PCをつけて投稿時間を迎えなければいけないGramblrや、通知が来たら手動で投稿しなくてはならないLaterは、少し不便なサービスといえるでしょう。

しかし、Instagramを自分で運用するために、投稿日時に合わせて1からコンテンツや文面を考えたり、写真を加工し始めたりするより、前もってまとまった時間のある時に編集をはじめられるだけでも、かなり効率がよくなると言えるでしょう。

また、こうした予約投稿をアプリに頼らず、ほかの人の手を借りようとなると、プロのSNSの運用代行を誰かに発注依頼するのに、月に数万円単位で費用が発生してしまいます。

その点、こうしたアプリでの運用は、多少の手間があっても、基本的な機能はどのアプリも無料で使えるものですから、

ぜひやり方を覚えて、試してみて損はないのではないでしょうか。

予約投稿機能まとめ

最近は、企業、事業、商品などのPRにInstagramが使われることが格段に増えてきました。

画像とセットになって、パッと目を惹くため、ほかのSNSよりも効果的に見る人の注目を集めることが可能になります。

また、百聞は一見に如かずと言いますが、写真メインのInstagramは、商品の臨場感を掴みやすく、購買意欲が上がりやすいです。

そんなInstagramだからこそ、効果的な時間に投稿して、たくさんの人に見てもらいましょう。

SNS運用で集客するコツは、コンテンツの力と、時間帯、タイミングなど、どのように発信するかにかかっています。両輪が揃ってこそプロのマーケティング力を発揮していきましょう。

Instagramの発信で皆さんのサービスが多くの人に認知されるよう検討を祈っています!

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